ドイツ語基本単語・A

ドイツ語を始めることにしたので、重要語をリストアップしてみた。クラウン独和で星が三つ付けられているものが基準。

  • der Abend - evening; Abendland - Europe
  • aber - but
  • abfahren - to depart
  • abholen - 取りに行く、取ってくる; 迎えに行く、連れてくる
  • Adresse - 住所
  • ähnlich - similar
  • all - all
  • als - when, as, as if
  • also - 従って、つまり
  • alt - 年老いた、古い
  • an - …のそばで、…の時に、…に向けて、…を手がかりに、…において、…によって
  • ander - other
  • andern - to change
  • der Anfang - beginning; start
  • anfangen - to begin
  • angenehm - pleasant
  • ankommen - to arrive
  • anrufen - 電話する
  • die Antwort - answer
  • antworten - to anser
  • der Anzug - suit
  • der Apfel - apple
  • der April - April
  • arbeiten - to work
  • die Arbeit - work
  • arm - poor
  • der Arm - arm
  • der Arzt - doctor
  • die Ärztin - doctor (female)
  • auch - also; even; 実際; 本当に
  • auf - on, upon, の上で; …で; …にわたって; …まで
  • aufhören - to stop
  • aufstehen - to stand up
  • das Auge - eye
  • der August - August
  • aus - out of; from; …の中から; …から脱して; …出身の; …の故に; …から; 終わった(Der Krieg ist aus!)
  • der Ausflug - excursion
  • der Ausgang - exit
  • das Ausland - foreign land
  • aussehen - …のように見える
  • aussteigen - to get out ( <-> einstengen)
  • das Auto - 車

名詞群は比較的覚えやすそうだ。動詞は、恐らくそれだけで理解するよりも、他の言葉と複合している場合がほとんどなので(aussteigen の -steigen など)、それとセットで覚えた方が良いだろう。

名詞

名詞のうち、動詞とも英語とも関連のないものは、

  • der Abend - evening
  • der Anzug - suit
  • der Arzt - 医者 / die Ärztin - 女医
  • das Auge - eye; 目
  • der Ausflug - excursion; 遠足
  • der Ausgang - exit
  • das Ausland - foreign land

これくらいだ。なんという覚えやすさだろうか。

動詞

  • abfahren - to depart
  • andern - to change
  • anfangen - to begin
  • ankommen - to arrive
  • anrufen - to call
  • antworten - to anser
  • arbeiten - to work
  • aufhören - to stop
  • aufstehen - to stand up
  • aussehen - to look like
  • aussteigen - to get out ( <-> einsteigen)

大体接頭語と接尾語が分かればなんとかなりそうだ。

ab-
  • 離脱: abreisen 旅立つ, abwerfen 投げ捨てる
  • 除去、奪取: abwischen 拭き取る, abgewinnen 勝ち取る
  • 隔離、中断: absperren 遮断する, abschalten スイッチを切る
  • 下降: abspringen 飛び降りる, abwerfen 爆弾を投下する
  • 模倣: abschreiben 書き写す
  • 取り消し、否定: abbestellen 注文を取り消す, absprechen 否認する
  • 変化: abändern 変更する
  • 完結: abdienen 勤め上げる
  • 漸次的消滅ないし減少: abmagern やせ衰える
  • 消耗: abnutzen 使い古す
  • 明確化ないし強化: absichern 防護する
an-
  • 接触状態: angrenzen 境を接している
  • 接触、結合: annähen 縫い付ける
  • 接近: anziehen 引きつける, ankommen 到着する
  • 相手に向かっての方向: anlachen 笑いかける, anklopfen ノックをする
  • 積極的働きかけ: angreifen 攻撃する, anrufen 電話する
  • 開始: anbrennen 点火する, anschalten スイッチを入れる
  • 上方への運動、増加: ansteigen 上昇する
  • 継続: andauern 継続する, anstehen 停滞する
auf-
  • 上への方向: aufgehen 太陽が昇る, aufstehen 起きる
  • 膨張、集積: aufblasen ふくらませる, aufstauen せき止める
  • 表面への接触: aufdrängen 押しつける, aufkleben 貼り付ける
  • 開口: aufbrechen こじ開ける, aufgehen つぼみが開く
  • 開始: aufhorchen 聞き耳を立てる, auflachen どっと笑う
  • 完結: aufbrauchen 使い切る, aufessen 食べ尽くす
  • 一回限りの反復: aufpolieren 磨き立てる, aufwärmen 食物を温め直す
  • 修復: aufbügeln アイロンをかける, aufpolstern クッションを入れ替える
  • 結果: aufheitern 気分を引き立てる, aufmuntern 勇気づける
aus-
  1. 外への方向: ausgehen 出て行く, aussteigen 降りる
  2. 除去、除外: ausgräten 魚の骨を抜く, ausschließen 排除する
  3. 中止、中断: ausfallen 中止になる, ausschalten スイッチを切る
  4. 完了: ausklingen 響き止む, ausnüchtern すっかり酔いが覚める
  5. 選抜: auswählen 選び出す, auslesen 選抜する
  6. 離脱、逸脱: austreten 外へ出る;脱会する, ausarten 悪化する; 堕落する
  7. 装着、充填: ausrüsten 装備させる, ausstopfen 詰め物をする

形容詞

  • ähnlich - similar
  • alt - old
  • ander - other
  • angenehm - pleasant
  • arm - poor

前置詞

  • an - …のそばで、…の時に、…に向けて、…を手がかりに、…において、…によって
  • auf - on, upon, の上で; …で; …にわたって; …まで 前
  • aus - out of; from; …の中から; …から脱して; …出身の; …の故に; …から; 終わった(Der Krieg ist aus!)前

副詞

  • also - 従って、つまり
  • auch - also; even; 実際; 本当に

接続詞

  • aber - but 接
  • als - when, as, as if 接

ソフトバンクの新採用制度について

「言論プラットフォーム」アゴラで、ソフトバンクの新採用制度に関する議論が行われてい…たのですが、安冨氏の論的たる米重氏の議論が思わず「これはひどい」と言ってしまうくらいの有様だったので、勉強を休みがてら反論をぺっぺと書いてみました。まずは以下の記事をさらっとお読みください。

ソフトバンクの新採用制度に思う - 米重克洋
ソフトバンク問題の「総括」 - 米重克洋
ソフトバンク問題の「総括」(2) - 米重克洋

ゲームの行為はゲームのルールに言及してはならない〜ソフトバンクの危機---安冨歩
ゲームの行為はゲームのルールに言及してはならない〜ソフトバンクの危機(2)---安冨歩

米重氏は、安冨氏の「ゲーム混同」論を公私の差として認識しています。その上で、「販売合戦」と「就職活動」の両「ゲーム」は『いずれも「公」に分類される』ため混同にはならない、と(インターンの事例を参照しつつ)主張していますが、これは明らかな間違いです。いくつか点を上げます。

公私という問題ではない

まず、ゲームの混同は単純に公私という二つの次元に還元できる物ではありません。そもそも、公と私の弁別を理論的に捉えるのならば、上記のような経済活動は私的であるはずです(勿論、英語におけるPrivate / Publicの差異だけではなく、「公界」に代表されるような日本的な「公」の感覚はまた別に考えなければならないのでしょうけれども、この文脈ではヨーロッパ的な「私的なもの」の概念がより適切でしょう)。米重氏の「公私」という二分法は、問題を単純化しすぎています。問題は、論理的前提や主体の異なる複数のゲームを混同してしまうことであり、(「恋愛」をゲームとして扱うことに個人的な倫理的抵抗はありますが)セクハラのたとえは間違っていないと考えます。

「ゲームの混同」の意味

就職活動と営業は、まったく別のゲームです。アクターも違えば、目的も違う。米重氏は

ソフトバンクに対して「就職活動」を行い、結果就職した人間は否が応でも「販売合戦」に参加することになります。時系列的にはそれらは完全につながっており、連なった事柄として捉えるべきことでしょう。

としていますが、これは根本的に安富氏の議論を理解できていない論です。通常、営業(販売合戦)を行うのは社員ですが、今回のケースにおいて営業を行っているのはあくまでも「学生」であり、時系列的には同じ人間であり得るとしても、制度的に(つまり、ゲームのルール的に)まったく別の存在です。これを「どうせ将来的には社員になる可能性があるのだから」といって同一視することは、安冨氏の比喩を使わせていただくならば、セクハラにおいて、「性別的には女性なのだから」と言って、「部下」として扱うべき人間を(恋愛/性欲の対象としての)「女」として扱う(やや下卑た表現ですが)ことと、論理的には同一です。

インターンシップとは違う

最後に、米重氏自ら指摘されているように、インターンシップは目的が「体験する」という事にあり、今回のケースとはまったく別の「ゲーム」です。その際、学生は「インターン生」として、まさに仕事をするためにそこにいる訳ですから、まったく問題ありません。また、この場合、インターンに参加するための選考や一定の手続きが存在していますし、ましてや、その手続きの一環として営業をさせられることはありません。従って、ここでも、インターン生と就活生を同一視することはできません。

以上のことから、米重氏の反論は妥当しないと考えます。

「二つの立場」

米重氏のあげた「二つの立場」について付言するならば、この議論においては、米重氏の「学生側の意識の持ちようを問う立場」は、そもそも成立しません。議論は「ソフトバンクが今回採用した就職活動形態の是非」を問うものですが、この立場は最初からこれを是とした上で「学生がどう対応すべきか」を論じています。これは、米重氏が「この立場…は…ソフトバンクの新採用制度を「実践力」を見るに相応しいある種新しい制度の形として捉えてい」ると定義していることからもわかります。このような立場は最初から是非を問うことを受け付けないものであり、実際は議論のテーブルに着いていません。

安冨氏の立場からすれば、学生がすべきことは「この就職活動形態を批判すること」、「出来る限りこのようなモラルに反する募集に応じないこと」です。「就職活動に臨む学生の意識」という一般的な話題は別に論じられるべきものなのではないでしょうか。

そんな感じです。

Google CalendarとiPod Touchを、NuevaSyncを利用して同期する

今までは、iCalGoogle Calendar、Touchの関係は

GCal ← iCal → Touch

という風にiCal中心に設計していたんだけど、今回から

iCal ← GCal → Touch

という風に、GCalを中心に据えることにした。

iCalとGCalの同期は、CalDAVを利用して行っているのでこれは問題なし。

問題はTouchだな…と思って検索したら、NuevaSyncというものがあることが判明。いとも簡単に同期できてしまいました。一件落着。

NuevaSyncは、GoogleCalendarをMicrosoft Exchangeに乗せるというもので、Sign upしてからiPhone側でMSExchangeとの同期設定を済ませるだけでGoogle CalendariPhoneiPod Touch側で見ることができるようになるという優れものです。超おすすめ。
後はGoogle Readerを読めるようにしたいな。ソリューションを探すか。

「国体ナショナリズム」の立ち位置

定本 想像の共同体―ナショナリズムの起源と流行 (社会科学の冒険2期4)

定本 想像の共同体―ナショナリズムの起源と流行 (社会科学の冒険2期4)

公定ナショナリズムとしての日本

ひとたび権力を掌握すると、今日我々が明治藩閥と呼ぶ反逆者たちは、その軍事的能力がそのまま自動的に政治的正統性を保証するものではないことに気がついた。…政府がその国内的地位強化のために採用した基本政策の一つが、ホーエンツォレルン家のプロシア・ドイツを意図的にモデルとした世紀半ばの「公定ナショナリズム」の一変形であった。(p. 158)

こうして作り出された日本ナショナリズムが、支配サークルの外においてすら攻撃的な帝国主義的性格を持ったということは、二つの要因、即ち、日本の長期にわたる孤立の遺産と公定国民モデルの力、によって説明できる。(p. 160)

公定ナショナリズム問題

アンダーソンの公定ナショナリズム

  1. 俗語ナショナリズムに対する旧支配階級の「反動」
  2. およびその旧支配階級がとった政策

という二つの定義の間で揺れ動くが、これはむしろ議論を混乱させることになってはいないだろうか。

「公定ナショナリズム」─国民と王朝帝国の意図的合同─を位置づける鍵は、それが、1820年代以来、ヨーロッパで増殖してきた民衆的国民運動の後に、それへの応戦として、発展したことにある。(p. 148)

「公定ナショナリズム」は最初から、意識的な自己防衛政策であり、帝国・王朝的利益の維持と密接に結びついていた。(p. 263)

所謂俗語ナショナリズム/民衆的国民運動が日本に存在しなかった事実を顧みれば、前者の定義は日本には当てはまらない。一方、後者の定義も又、所謂「帝国的利益」の意識が日本に興るのは明治維新以降であることを意識すれば、これも又当てはまるかは怪しい。

この問題に対する回答としてはこのようなものがある。

近代日本においては「国民国家」の形成と「植民地帝国」化とがほぼ同時並行で進行することになった。(民族とネイション―ナショナリズムという難問 (岩波新書)、p. 83)

しかし、アンダーソンが第二章で示すように、王朝帝国の政治的想像とネーションの政治的想像は原理的に相克しあう。メシア的時間の想像が不可能になり、ラテン語の地位が地に落ちて、王朝的想像が過去のものとなって初めてナショナルな想像が可能になるのではなかったか。この解釈も無理があると言わざるを得ない。